キャンパスが美術館企画展
過日を掬う 展覧会オープニングイベント
2024年6月7日[金]
17:00ー19:00
2024年5月31日[金]—6月29日[土]
11:00—17:00
日・月休館 ※6月2日[日]は開館
本展では、成安造形大学に勤務しているアーティストの中から、身の回りの出来事や自身の生活を独自の視点と技法で作品化している5名の作家(岩崎萌森、大崎緑、竹村花菜、878 hanaya、水野智鶴)を紹介します。
私たちは常に移ろい続ける時間を生き、その目には滔々と流れる川のように日々の光景が映し出されています。意識しなければ流され、忘れ去られていく情報やものの1つ1つを、私たちは様々な方法で繋ぎ留めようとします。
例えばそれはスマートフォンで撮影された写真であり日記でしょう。そこでは「シャッターを切る」「書き留める」といった行為が、流されていく出来事を一時的に固定化し、見返すことで特別な経験の一場面として記憶されることになります。
本展の出展作家たちもまた、作品として形作ることで身の回りの出来事や自身の生活に向き合います。それは出かけた先の出会いであり、故郷であり、ある日の情景であり、家族であるでしょう。制作にかかる時間、向き合うための技術は、作家の心情や他者からの視点も織り込みながら作品をより豊かにしていきます。それは大きな時間の流れの中で、出来事を起点として生まれた関係性を掬い(すくい)上げる行為と言えるかもしれません。
作家たちが何を掬い上げ、繋ぎ止めようとしているのか、鑑賞を通じてご体感いただけたら幸いです。
「過日を掬う −Capture the Memory−」
会 期| | 2024年5月31日[金]—6月29日[土] |
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時 間| | 11:00–17:00 |
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休 館| | 日・月曜休館 ※6月2日[日]は開館 |
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会 場| | 成安造形大学 キャンパスが美術館
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主 催| | 成安造形大学 キャンパスが美術館 |
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出展作家| | 岩﨑 萌森 | IWASAKI Memori 大﨑 緑 | OZAKI Midori 竹村 花菜 | TAKEMURA Kana 878 hanaya | HANAYA 水野 智鶴 | MIZUNO Chizuru |
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企 画| | 田中 真吾(成安造形大学 専任職員、キャンパスが美術館 学芸員) |
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展示コーディネート| | 近持 久世(成安造形大学 技能職員、キャンパスが美術館 学芸員) |
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デザイン| | 有澤 愛祈 |
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