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2013.06.04ИКРА食堂ワークショップ「未来のために」開催しました。

 

ИКРА(イクラ)食堂ワークショップ「未来のために」では、ロシア風マリネ(野菜やきのこの塩漬け)を作りました。

 

 

一人分のセット。紙カップとWECKの瓶とИКРА食堂制作の冊子。

 

 

冊子の中は、今回のワークショップのために作られた、マリネにまつわる物語と絵の世界が。

 

 

ИКРА食堂より、マリネの語源の話。マリネの語源はラテン語の「marinus(海の)」。

マリネといえば酢を入れるものもあるそうですが、ロシア風は塩水だそう。

今から参加者それぞれが、「自分の海の記憶」をたぐっていきます。

自分の頭に浮かんだ「海」はどこでしょう。誰と一緒に行きましたか。何をしていますか。どんな天気だったでしょうか…。目を閉じて想像してみます。

 

 

それぞれ、記憶の海をたどったら、次は、塩の味見の時間。

土佐(高知)、伊豆大島、三陸、オホーツク海、石垣島、瀬戸内海(岡山)、新潟(笹川流れ)、フランスまで。

 

ちょっとなめては次の塩を。それぞれ形も色も、味と舌触りも全然違います。記憶の味をたぐりながら、それに近い味の塩を探します。

 

 

ここから実際のマリネづくりへ。雄琴の山近くで汲んできた水に塩を混ぜてマリネ液をつくります。

 

 

漬けるための野菜。雄琴の農家の方から分けてもらったキャベツやタマネギ、すべて滋賀や京都の野菜。

 

 

彩りも考えながら手頃な大きさに切っていきます。

 

 

切った野菜を瓶に詰めていきます。

 

 

先ほどのマリネ液を沸騰させます。そのマリネ液を瓶につめて、できあがり。

 

 

瓶には、自分の記憶の海を名付けて名札をつけて完成。2〜3日で食べられます。

どんな味になるでしょう?

 

 

ИКРА食堂特製のマリネの試食と、黒パンや古代小麦のクッキーとロシアンティーで少しおやつタイム。今日の感想や自分の記憶の海についておしゃべり。2〜3日後が楽しみです!
 

●「RELATIONS つながる出来事がつくること」展覧会情報はこちら

●6月1日|ИКРА食堂ワークショップ「未来のために」イベント情報はこちら

 
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