ИКРА(イクラ)食堂ワークショップ「未来のために」では、ロシア風マリネ(野菜やきのこの塩漬け)を作りました。
一人分のセット。紙カップとWECKの瓶とИКРА食堂制作の冊子。
冊子の中は、今回のワークショップのために作られた、マリネにまつわる物語と絵の世界が。
ИКРА食堂より、マリネの語源の話。マリネの語源はラテン語の「marinus(海の)」。
マリネといえば酢を入れるものもあるそうですが、ロシア風は塩水だそう。
今から参加者それぞれが、「自分の海の記憶」をたぐっていきます。
自分の頭に浮かんだ「海」はどこでしょう。誰と一緒に行きましたか。何をしていますか。どんな天気だったでしょうか…。目を閉じて想像してみます。
それぞれ、記憶の海をたどったら、次は、塩の味見の時間。
土佐(高知)、伊豆大島、三陸、オホーツク海、石垣島、瀬戸内海(岡山)、新潟(笹川流れ)、フランスまで。
ちょっとなめては次の塩を。それぞれ形も色も、味と舌触りも全然違います。記憶の味をたぐりながら、それに近い味の塩を探します。
ここから実際のマリネづくりへ。雄琴の山近くで汲んできた水に塩を混ぜてマリネ液をつくります。
漬けるための野菜。雄琴の農家の方から分けてもらったキャベツやタマネギ、すべて滋賀や京都の野菜。
彩りも考えながら手頃な大きさに切っていきます。
切った野菜を瓶に詰めていきます。
先ほどのマリネ液を沸騰させます。そのマリネ液を瓶につめて、できあがり。
瓶には、自分の記憶の海を名付けて名札をつけて完成。2〜3日で食べられます。
どんな味になるでしょう?