キャンパスが美術館

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  3. SEIAN ARTS ATTENTION Vol.4 RELATIONS つながる出来事がつくること

展覧会概要

セイアンアーツアテンションVol.4となる今回は、創作における「関係性」に注目した活動を展開する作家やグループを取り上げます。作家同士、または異なるジャンルのクリエイター・研究者による共同制作や、制作のプロセスにおいて社会・他者・ものごとの関係性を取り込んでいく作家などに注目し、「関係性」の多様さや魅力、作品制作の方法論の変化や広がりを紹介します。

 

>>「なぜ、他者や事物に関わりながら、人と一緒につくるのでしょうか?」

彼/彼女たちが関わりを持つきっかけは、研究・制作する領域の共通性や、興味のある対象を見つめてきた仲間だったり、様々です。また、自らが住まう場所との共生の痕跡であったり、自分たちが直面している環境への疑問であったりもします。

その「関係性」の発端、構築方法、ネットワークなどから創造されるものは、実社会で渦巻いている関係と同じように複雑で、常に観る側の想像を誘う、興味深いもの。

現代のアーティストたちは、いま起こっている個人や社会の状況に敏感に感応し、様々な出来事を咀嚼して、新陳代謝を繰り返しています。自分の外にあるものを注意深く意識して、他者や事物とコミュニケーションを重ね、生まれる関係を作品に昇華させていくのです。それは、現代に生きる彼/彼女たちが見いだした、関係を楽しみ、あるときは苦しみ、それでも常に向き合いながら、美や表現とともに能動的に生きるための方法なのではないでしょうか。

 

もっとも、他者や事物と創造的な関係をつくることは、表現者だけに限られたものではありません。
自らがアーティストでなくとも、ワークショップやイベントに参加して芸術を通じながら他者と関わってみることや、様々な作品を鑑賞しながら、自らの経験の中で想像力を膨らませ、社会と自己との関係のあり方を見つめ直すことは、現代において特に重要だと感じます。

たとえ、気づきにくい小さなことだったとしても、次のアクションへと連鎖して広がっていく、そのきっかけは、みなさんの前にきっと開かれています。価値観が違う多様な人々が、柔軟に生きていくためのひらめきや突破口は、自分と外との関係の間にこそ、見いだせるのではないでしょうか?

日常の関係を少し忘れて、「RELATIONS」との新しい関わりを楽しんでいただければ幸いです。

 

成安造形大学【キャンパスが美術館】

 

 

展覧会の様子

展覧会詳細

2013 春の芸術月間 セイアンアーツアテンション Vol.4
「RELATIONS つながる出来事がつくること」

会 期|2013年5月13日[月]—6月16日[日]12:00—18:00
会 場|成安造形大学【キャンパスが美術館】
主 催|成安造形大学【キャンパスが美術館】
機材協力|NECディスプレイソリューションズ
後 援|滋賀県、大津市、滋賀県教育委員会、大津市教育委員会、 文化・経済フォーラム滋賀
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