SEIAN ARTS ATTENTION Vol.8
「MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM 2016 -近江のかたちを明日につなぐ-」関連イベントワークショップ「回して描こう!」
2016年11月12日[土]
14:00—16:00
「山、岩、樹、水、湖」
「日本遺産滋賀・びわ湖」をベースとした今回のリサーチは、今まで知らなかった周辺状況を明らかにしてくれた。
現在まで受け継がれてきた滋賀の遺産は、ここに選ばれる以前から生活の隅々へと浸透し「近江のこころ」となっている。
その場所が築かれるもっともっと以前から、近江の山や岩、そして水が人々を寄せ、そこへの生活と信仰を見事に根付かせたのだ。
そして現在、私達は今を生き、目の前に存在する先人からのメッセージを様々な形で受け継いでいるはずなのだ。
失われず、生き残った「唯一」の意味を知り、次へ次へと引き継ぐ為の準備としよう。
私達は現在を生きる行者のごとく、念じ、身体へと引き寄せ、時代の中の違った視点の持ち主として、見えなかったモノを明らかに映し出してみよう。
現在を生きる表現者として。
昨年、「結(ユイ)」という滋賀県内の集落で大切に受け継がれてきた慣習や思想をテーマとし開催した展覧会を引き継ぎ、今年は、セイアンアーツアテンション VOL.8「MUSUBU SHIGA 空想MUSEUM2016 -近江のかたちを明日につなぐ-」と題して開催いたします。
今回の展覧会は「みえない遺産」をテーマとし、滋賀県ブランディングディレクター服部滋樹氏監修のもと、成安造形大学の附属近江学研究所が積み重ねてきた研究成果や、地域連携推進センターの連携事業を中心として、滋賀県の隠れた潜在力を未来へ繋がるカタチとして発信します。
滋賀県には世界遺産である比叡山延暦寺があり、千日回峰行などの難行で知られますが、これらの行には「祈り」と共に湧水や滝、琵琶湖など必ず神聖なる「水」が重要な要素として登場します。これらのことは、人と山川草木が一体化するという思想を具現化しているようにも見えます。また、本学学生たちが日本遺産滋賀・びわ湖に選定された県内各所をリサーチし、学生たちの目で見た「日本遺産滋賀・びわ湖」を、彼らなりの手法で再編集し、それらを広く発信するためのポスター作品を展示する他、滋賀県立栗東高校美術科ビジュアルデザイン専攻する高校生がリサーチしポスターにした作品など展示いたします。
その他、大津市坂本の伝統的な石積みで知られる穴太衆積をモチーフとした写真作品や、「湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA」のリサーチの中で見つかった滋賀県の魅力あるさまざまな商品の展示や販売など、人間と自然が一体となる瞬間に注目し、様々な滋賀の「みえない遺産」を新しい視点で提示する展覧会を開催いたします。
*「MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM 2016 -近江のかたちを明日につなぐ-」展関連イベントレポートはこちらから
2016年11月12日[土]
14:00—16:00
2016年11月19日[土]
14:00—16:00
2016年11月19日[土]
17:00—20:00
01バスストップギャラリー
00聚英館 1F
00G103教室
05ギャラリーウィンドウ
04ライトギャラリー
06ギャラリーアートサイト
00芝生グラウンド他
2016 秋の芸術月間 セイアンアーツアテンション Vol.8 MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM 2016 -近江のかたちを明日につなぐ-
会 期| | 2016年10月22日[土]—11月27日[日]12:00—18:00 |
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休館日| | 11月10日[木]、11月26日[土] |
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会 場| | 成安造形大学【キャンパスが美術館】
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主 催| | 成安造形大学 |
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共 催| | 湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA (滋賀・びわ湖ブランドネットワーク) |
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展示監修| | 服部 滋樹(滋賀県ブランディングディレクター) |
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助 成| | 平成28年度 滋賀県地域の元気創造・暮らしアート事業(「美の滋賀」創造事業)、 平成28年度 文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業 |
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後 援| | 滋賀県教育委員会、大津市、大津市教育委員会、 文化・経済フォーラム滋賀、 日本遺産「水の文化」ツーリズム推進協議会 |
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