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2013.11.1111/10「”グルメ”と”聖地”は別腹ですか」トーク 開催しました。

11月10日[日]、fernich「知覚過敏」xイシヤマアズサ、てらいまき、松本 結樹「滋賀・湖西のおいしいイラスト展 vol.2」関連企画の、 「"グルメ"と"聖地"は別腹ですか」トークイベントを開催しました。

 

 

あいにくの雨模様の中はじまった3名x3名のトーク。
取材の方法からはじまり、滋賀各地取材の思い出などで盛り上がりました。

取材の方法からすでに2組は違うようです。
フェルニッチは、基本的に3人行動。一緒に泊まるし、野宿もする。現地ではてんでばらばらの行動。ライターの藤田さんも写真を撮る。
おいしいイラストの3人は、別々。一緒に行ったところはない。駅(エリア)ごとに担当が分けられている。

ガイドブックに載っていないようなところを取り上げたいという意識は共通しているとのこと。

お互いに意識はするの?ライバル意識はある?というフェルニッチ竹内さんの質問には、松本さんにとって、イシヤマさん、てらいさんは大先輩。一緒にできるのが嬉しい。でも同じプロの作家としてがんばらなきゃという思いはある。とのこと。
おいしいイラストの3人は、それぞれ、描きたいポイントが違うのだそうです。
例えば、イシヤマさんは、食べ物を質感含めておいしそうに描くのが好き。松本さんは、空間を描くのが好き。
全部おいしそうに見えるが、ちょっと具を大きく多めに描いたりして、盛ったりすることはあるんですか?というイジワルな質問には、ほとんどそのまま描いています!との返答が。

 

 

イラストに書き添えられている短いコメント「ちょいコメ」がおもしろい、という意見があり、「ちょいコメ」はイラストエッセイにはとても大事な要素。逆に、本人曰く「ちょいコメ」が苦手な松本さんは、文字はなるべく少なくして、絵で見せるようにしているとのこと。発表している作品でも、セリフのないマンガがあったりします。

てらいさんが連載中の「京都おとめがたり」では、京都のオススメの場所やモノを紹介しているものです。
けっこうフェルニッチの聖地探索活動と近いのではないか??という話に。
フェルニッチの聖地探索は、かなり勘を頼りにしているとのこと。
竹内さんが車を走らせ、西岡さんが気になったポイントで車を止める。ずんずん進んでいくと、見事に、気持ちのいい場所が。。。すごい嗅覚です。

 

 

次は、それぞれの滋賀のオススメを紹介。
フェルニッチ竹内:千石岩。展示している5mの大型出力写真でも使われています。
フェルニッチ藤田:菅浦、須賀神社。土足厳禁の神社なのだとか。
フェルニッチ西岡:波爾布神社。うっそうとした森の中にあり、気持ち悪いところもあるかもしれない、紙一重の気持ち良さがある。
イシヤマ:川裾。ハッピを着た子供たちがとってもかわいくて描きたかった、とトークのためにイラストを描いてきてくださいました。
てらい:マキノ。メタセコイア並木のサイクリングが気持ちいい!&涙が出そうなほどいい景色が見られる喫茶店。
松本:針江の川端(かばた)。伏流水を活かした独自の文化がある街。ごりの佃煮がおいしい!

 

 

2組ともに訪れていた場所も多く、ここいいよね、自分のオススメにするか迷った、という言葉もよく出ていました。
「今回の企画のために滋賀をめぐった3人組」、というざっくりした共通点から企画されたこのトークイベントですが、共通するところも違うところも浮き出てきて、それぞれが楽しい内容でした。

雨の中お越しくださったみなさん、出演のfernich、イシヤマアズサさん、てらいまきさん、松本結樹さん、ありがとうございました!

 

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●11月10日|座談会「”聖地”と”グルメ”は別腹ですか」イベント情報はこちら

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