キャンパスが美術館企画展
収蔵作品展 クロストーク
2023年9月23日[土]
14:00ー15:00
2023年9月1日[金]—9月24日[日]
11:00—17:00
日・月休館 ※ ただし、9月24日[日]は開館
「たつぷりと真水を抱きてしづもれる昏(くら)き器を近江と言へり」
近江石部に育った歌人河野裕子(かわのゆうこ)が琵琶湖を眺め、近江の風土を詠った歌です。
琵琶湖は古代、奈良の都に近い淡水の海ということから「近淡海(ちかつあわうみ)」と呼ばれ、「近江」という国名の語源となりました。
淡水の大きな水たまりは、人々の心を落ち着かせ、静謐な情景を生み出します。周辺に暮らす人々は、常に琵琶湖を眺め、琵琶湖を含む近江が持つ包容力に救われてきました。その「昏き器」をこれまで多くの作家が描き、それらの作品は時代を超えて愛された近江の姿を今に伝えています。
本展覧会では、京都成安学園が収蔵している大野俊明(本学名誉教授)の屏風作品と、浮世絵コレクションの中から琵琶湖の情景を題材にした作品を取り上げて構成しました。また、出展協力として、本学名誉教授である西久松吉雄の作品も合わせて展示します。古今の作品を通じて、近江の情景が持つ魅力を感じられる機会となれば幸いです。
来学時の事前予約は不要です。
ご来場の際には、会場入口での氏名の記入をお願いしています。
また、マスク着用、手指消毒などは個人の判断にお任せします。
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06ギャラリーアートサイト
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「 昏き器―琵琶湖 近江の情景展 − 京都成安学園 成安造形大学収蔵作品展 − 」
会 期| | 2023年9月1日[金]—9月24日[日] |
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時 間| | 11:00–17:00 |
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休 館| | 日・月曜休館 ※ただし、9月24日(日)は開館 |
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会 場| | 成安造形大学【キャンパスが美術館】
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主 催| | 成安造形大学【キャンパスが美術館】 |
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協 力| | 成安造形大学附属近江学研究所 |
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出展作品| | 本学収蔵作品、西久松吉雄(出展協力) |
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企 画| | 田中 真吾(成安造形大学 専任職員、【キャンパスが美術館】学芸員) |
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展示コーディネート| | 近持 久世(成安造形大学 技能職員、【キャンパスが美術館】学芸員) |
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デザイン| | 行吉 未彩来 |
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写 真| | 麥生田 兵吾 |
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