キャンパスが美術館企画展
本学収蔵作品
06ギャラリーアートサイト
2022年6月3日[金]—7月2日[土]
11:00—17:00
日・月休館 ※ ただし、6月5日[日]は開館
うつし(模写)の歴史は長く、洋の東西を問わず古くからおこなわれてきました。日本でも表現技法の習得や訓練、宗教画においては修行の一環として取り組まれてきた経緯があります。加えて、大学の学修では、作品をうつすことで表現された文化的背景や作者の表現意図をくみ取ることも含んでいます。どのように思考し、なぜこの線が引かれたのか。線の1本1本に込められた精神性を読み解きながら作業を進めていく様子は、身体を通した作品との対話と言えます。また、うつしには保存の側面もあり、失われた原画の様式や技法を後世に伝える役割も担っています。
本展覧会では、大学が所蔵している円山応挙(1733年〜1795年)筆《紙本墨画寒山拾得図屏風 6曲1双》、教員と学生による模写作品、浮世絵のコレクション、プロジェクト授業で行われた醍醐寺、三井寺仏画の復元模写作品を展示します。現物とうつしを見比べることで、時代を超えた作者の対話を感じられる機会となれば幸いです。
来学時の事前予約は不要です。
ただし、今後の新型コロナウイルス感染状況によっては事前予約が必要となる可能性がありますので、Webサイトをご確認の上、お越しください。
ご来場の際には、会場入口での検温、氏名、連絡先の記入をお願いしています。
また、マスク着用、手指消毒、入場制限など感染予防のご協力をお願いします。
「うつしの魅力 −成安造形大学収蔵作品・プロジェクト授業成果展−」
会 期| | 2022年6月3日[金]—7月2日[土] |
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時 間| | 11:00–17:00 |
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休 館| | 日・月曜休館 ※ただし、6月5日(日)は開館 |
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会 場| | 成安造形大学【キャンパスが美術館】
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主 催| | 成安造形大学【キャンパスが美術館】 |
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出展作品| | 本学収蔵作品(円山応挙屏風、浮世絵)、吉村先生プロジェクト授業成果物 |
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企 画| | 田中 真吾(成安造形大学 専任職員、【キャンパスが美術館】キュレーター) |
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展示コーディネート| | 会見 貫太朗(成安造形大学 技能職員、【キャンパスが美術館】スタッフ) |
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デザイン| | 寺田 駿志 |
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会場撮影| | 守屋 友樹 |
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