2016年5月23日[月]—6月25日[土]に開催する展覧会、木内 貴志個展「木内妄想芸術大学作品展 ─独りホームカミング─」にあわせ、本学学生の協力を得ながら制作される作品に向けてのプロジェクト「『現代アート』という表記反対プロジェクト」が開催されました。
2週にわたって開催する本プロジェクト。
第1回目として4月21日[木]には、本学"現代アート"コースの学生を中心に、"現代アート"演習室にて20名以上の学生が参加し行われました。
今回は、木内氏のこれまでの作品や活動、本プロジェクトのメインである"現代アート"の呼ばれ方の経緯やその理由について、また、木内氏が「現代アート」という名称/呼ばれ方に、なぜ疑問や違和感をもち続けているのか。 木内氏が、本プロジェクトにあたりリサーチした書籍や辞典から、また初めてYAHOO!知恵袋に投稿しベストアンサーに選ばれた答えまでをも幅広く紹介し、なぜ/いつから/どのようにして「Contemporary art」が「現代アート」という呼ばれ方/使われ方になったのかなど、とても内容の濃いレクチャーとなりました。
次週4月28日[木]には、今回のレクチャーを踏まえ感じたことなどを、参加学生のアンケートをベースに具体的な反対運動を考え、賛成派の意見を聞きながらディベートするプロジェクトが開催されます。
現代アートコースに変更される前の名称"構想表現クラス"をモチーフにした木内氏の作品(教室内に展示)
撮影 | 澤田 華
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