美術領域現代アートコースでは毎年前期に、3年生によるリレー形式の個展を行います。

今年度は7月の間、9名の個展を開催します。

リレー個展は、学生主導のもと作品制作だけではない、広報・運営・記録といった展覧会全体に目を向けた活動を行っています。

7月 2日（火） ～ 7月 5日（金）の期間は、COLEMAN DARCY SERAPHINAによる個展「ガイジンと彼女の山」を開催致します。

The Gaijin and her Mountain [ガイジンと彼女の山] is a small exhibition expressing ideas relating to being a foreigner [外国人] in Japan. Living in Japan has made it obvious how many important parts of western culture and society come from Asia. The exhibition consists of a group of ‘crude impressions’ made by a westerner to capture this feeling. The poorly executed depictions of iconic parts of Japanese culture represent the way western society may have done similar things with Asian culture, while still trying to keep things light-hearted.

「ガイジンと彼女の山」は、日本における外国人という存在についての考察を表現した小さな展覧会である。

日本に住んでみて、西洋文化や社会の重要な部分がいかにアジアから来ているかが明らかになった。

この展覧会は、西洋人がこの感覚をとらえるために描いた「粗野な印象」の集まりによって構成されている。

日本文化の象徴的な部分の稚拙な描写は、西洋社会がアジア文化に対して同じようなことをしてきた可能性を表し、なおかつ物事を軽快に保とうとしているのです。