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美術領域リレー個展
永島慎太郎
「うおさかぼうや」

2021年7月6日[火]—7月9日[金]
11:00—19:00

展覧会概要

 

美術領域現代アートコースでは毎年前期に、3年生によるリレー形式の個展を行います。

今年度は6月〜7月の間、11名の個展を開催します。

リレー個展は、学生主導のもと作品制作だけではない、広報・運営・記録といった展覧会全体に目を向けた活動を行っています。

7月6日(火)~7月9日(金)の期間ライトギャラリーでは、永島慎太郎による個展「うおさかぼうや」を開催致します。

 

新型コロナウィルス感染症の影響により、学外からの入館には日時指定の事前予約が必要です。(当日不可)
学外からお越しの方はメールフォームまたは表記のQRコードに必要事項をご記入の上お申し込みください。

https://form.run/@seian-artlab-relaykoten2021

 

 


 

イメージを分割されズラされた飛び出し坊やに出迎えられ会場に足を踏み入れると、縞模様に象られた土と存在感のある巨大な木彫が目に飛び込んできます。
縞模様の土は横断歩道であり、木彫はカエルを模しており、像のズラされた飛び出し坊やは地層のズレであると作家の永島さんは語ります。
床上に所狭しと敷き詰められた土の上には手榴弾、野菜や花、魚と野菜が入り混じったような木彫が置かれています。会場の奥には白い台が複数重ねられ、魚が2匹宙に吊られています。その形状はまるで祭壇を模しているかのようです。

「この空間はなんだろう?」と鑑賞者を混乱させつつも、どこか遊び心溢れる本展示。こちらは、テーマを「災害/人災」と据え、そこから連想される表象や形状に展示の着想を得られています。
展覧会タイトルである「うおさかぼうや」は、「はなさかじいさん」を由来にしている、と永島さん。制作で使用されている木は楠、檜、杉といった、ご本人のごく身近にある素材です。

鑑賞者は、会場中に散りばめられた無数のイメージの断片からどのような発見をすることができるでしょうか。ぜひ会場でご覧ください。

出展作家

永島 慎太郎

展覧会の様子

展覧会詳細

美術領域リレー個展 永島 慎太郎 「うおさかぼうや」

会 期|2021年7月6日[火]—7月9日[金]11:00—19:00
会 場|成安造形大学【キャンパスが美術館】
  • 04ライトギャラリー
主 催|成安造形大学 美術領域 現代アートコース
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