本学写真コース准教授で写真作家、津田 睦美の個展。
1892年以降、日本からニッケル鉱山の出稼ぎ労働者として仏領ニューカレドニアに渡った男たちのなかには、現地女性と所帯を持った人がいた。
本展では、1941年12月の開戦にともない敵性外国人として島から追放された日本人の父親に対する混血の日系二世の追慕と、その子孫によるルーツ探しをとおして、日本人がいた時代の記憶に宿る「失われた楽園」の意味を問う。
SEIAN ARTS ATTENTION Vol.0 「Mixing Voices ー響きあうイマジネーションー」 津田 睦美「Paradis Perdu –失われた楽園の物語–」
会 期| | 2011年5月20日[金]—6月25日[土]12:00—18:00 |
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会 場| | 成安造形大学【キャンパスが美術館】
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