約400年の歴史を受け継ぐ湖国三大祭のひとつ「大津祭」は、滋賀県無形民俗文化財に指定されているように、滋賀県の文化資産でもあり、観光資産でもあります。
2007年に本学学生が「大津祭」公式キャラクター「ちま吉」のデザインをして以来、授業の一環として京阪電車のラッピングトレインをはじめとする広報物のデザイン、当日販売するグッズ開発など、多岐に渡る取り組みで、本学は「大津祭」をバックアップして参りました。
今回の展覧会では、その活動の一部を紹介いたします。
「ちま吉」とは・・・?
大津祭の曳山巡行では、各曳山から沿道の人々に厄除けちまきがまかれます。それらのちまきは、厄除けとして家々の玄関先に飾られ、その家の1年間の無事を祈ります。「ちま吉」は、これらのちまきが集まって生まれた「ちまきの精霊」という設定。
「ちま吉」は、2007年に当時本学イラストレーションクラス4年生の錫切 佑季さんがキャラクターデザインしました。その後、後輩の学生たちが「ちま吉プロジェクト」を引き継ぎ、仲間のキャラクターを追加デザインし、今ではファミリーが計10キャラに広がっています。
SEIAN ARTS ATTENTION Vol.1 「SITE SITE SPECIFIC 近江の水・山・祈り」 近江と人々へのまなざし -Omi Dive-
会 期| | 2011年10月23日[日]—11月27日[日]12:00—18:00 |
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会 場| | 成安造形大学【キャンパスが美術館】
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協 力| | NPO法人 大津祭曳山連盟・大津商工会議所 |
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