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  3. SEIAN ARTS ATTENTION Vol.6 金氏 徹平|KANEUJI Teppei

展示概要

 金氏徹平は、日常風景や社会を構成する様々な要素の、目に見えない繋がりを作品化することで、ある種の物語を生成させる。カラフルなコラージュや既製品の寄せ集めとしての彫刻・インスタレーションは、絶えず移り変わる状況とそれを観察する作家の視点が4次元空間として再構成されたものである。その縦横無尽な組み合わせは人間の潜在意識を表現しているようでもある。最近では演劇の演出や美術を担当するなど、手法の幅を広げている。

 本展では三井寺に2 作品を展示する。《小動物と大洪水》は、人間の体内から海までを旅することができる水をテーマにした映像作品である。
水道、用水路、川、海、そして雨となって大地に循環し、ヒエラルキーを無化する水の映像は、堂内に描かれた水のイメージと響き合う。
《Teenage Fan Club #58》は、顔のない大衆の熱狂で生み出されるスターや流行といった現象を、偶像でもあるフィギュアの髪を集めてモンスター化した作品である。
このように神とは、ヒエラルキーを無化し、また顔の無いモンスター的な存在であるのかもしれない。
 

出展作家

金氏 徹平|KANEUJI Teppei


1978年 京都府生まれ 京都府在住
2001年 京都市立芸術大学在籍中、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)に交換留学
2003年 京都市立芸術大学 大学院 美術研究科 彫刻専攻修了

近年の主な展覧会
2014年「 フライド幽霊とボイルド空想」(シュウゴアーツ|東京)
2013年「 MOTコレクション 第2部 つくる、つかう、つかまえる」(東京都現代美術館|東京)
2013年「 Towering Something」(ユーレンス現代美術センター|北京)
2013年「 Something in the air」(Roslyn Oxley9 Gallery|シドニー)

その他、2011年『家電のように解り合えない』(作・演出||岡田利規|出演||森山開次)、2013年『しあわせな日々』(ARICA+金氏徹平)の舞台美術なども手がける。
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