成安造形大学の設置者である京都成安学園は2020年に創立100周年を迎えます。
京都成安学園の歴史は、1920(大正9)年の成安裁縫学校の設立に始まりました。 その後、1950(昭和25)年に成安女子短期大学開設、1993(平成5年)年に学校法人名を京都成安学園に改称し、成安造形大学が開校しました。
本会場では、「常設展示 学園歴史資料室」の内容を再編し特別展示いたします。
『成安開襟クラブ』
「夏の街を白化せよ」
このスローガンを掲げて、戸田正三博士は背広を脱ぎ捨てネクタイをつけない「開襟シャツ」の開発を行いました。
この「戸田式開襟シャツ」をを広めるための制作を一任されていたのが、学祖・瀬尾チカと成安造形大学の前身・成安女子学院の学生たちでした。
当時の図面を元にこの開襟シャツを空間デザイン領域コスチュームデザインコースの学生が復元しました。
図面の情報から当時を思い起こそうとする学生たちの制作風景を、映像と実物で展示いたします。
制作協力 |
田中秀彦(空間デザイン領域 准教授)
空間デザイン領域コスチュームデザインコース
入江茜(4年)、内野菜摘(4年)
久保李緒(3年)、千代真吏奈(3年)、リ・ウェン(3年)
高木菜月(2年)、新村衣音(2年)