2024年7月2日[火]—7月6日[土]
11:00ー19:00 (最終日は17:00まで)
美術領域現代アートコースでは毎年前期に、3年生によるリレー形式の個展を行います。
今年度は7月の間、9名の個展を開催します。
リレー個展は、学生主導のもと作品制作だけではない、広報・運営・記録といった展覧会全体に目を向けた活動を行っています。
7月 2日(火) ~ 7月 6日(土)の期間は、飯田和樹による個展「いいだ精木展」を開催致します。
きっかけは木材が持っている特有の色味や年輪などの模様が普段よく目にする肉に似通っている部分があったからである。共通する部分といえば同じ生き物であること。一つとして同じものはなく生きているということを実感させてくれる。
近年の論争でよく取り上げられるのは、家畜を殺すなと主張する過激派ヴィーガンとの問題である。そしてそれに対してよく挙げられるのは植物も同じく生物であるということ。
そこに着目してホームセンターで高値をつけられバラ売りされている木、廃棄されるかつて人の生活の一部であった木、あるいは使わないと端材として捨てられる木。肉を食べて生かされているように木も欠かせない存在である。生物を平等に扱うことを重きに置いて同じ肉のように扱って行くことで限られた資源であり命であると実感するためにあえて肉を想起させる造形を行った。
美術領域リレー個展 飯田 和樹 「いいだ精木展」
会 期| | 2024年7月2日[火]—7月6日[土] |
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会 場| | 成安造形大学【キャンパスが美術館】
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主 催| | 成安造形大学美術領域 現代アートコース |
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