2023年7月4日[火]—7月8日[土]
11:00–19:00
美術領域現代アートコースでは毎年前期に、3年生によるリレー形式の個展を行います。
今年度は7月の間、7名の個展を開催します。
リレー個展は、学生主導のもと作品制作だけではない、広報・運営・記録といった展覧会全体に目を向けた活動を行っています。
7月 4日(火) ~ 7月 8日(土)の期間は、LU FEIYUEによる個展「繭期」を開催致します。
《ご来館のお客様へのお願い》
マスクの着用は個人のご判断となります。
発熱時、体調不良の際はご来場を控えていただくようお願いいたします。
繭期は、変化や成長の過程を象徴する「繭期」に焦点を当てた展示を表現しています。繭は、昆虫が変態する過程で使用される保護的な構造物であり、内部での変化や成長を促進します。まだ、繭期の意味とは思春期です。
この展示では、染め花を用いて感情や情緒の表現を試み、その感情を内部に閉じ込める繭のイメージを取り入れます。思春期に生まれた鮮やかな感情の色を花につけます。さらに染め花は、花の美しさや儚さを持ちながらも、永遠に枯れることのない存在です。これによって、感情の一時的な性質と、内面に秘められた感情の永続性という対比が表現されます。竹の籠は保護と安全を提供する象徴的なイメージです。また、繭の象徴は、自己の内側に秘められた大切なものを保護する必要性や、変化と進化が起こる時期における脆弱さと強靭さの両方を示唆します。そして、見る人が感情に触れ、考えさせられることで、内面的な変化や成長のプロセスを探求します。「繭期」は、内省や感情に関心を持つ観客に対して、自己の成長や変化について深く考える機会を提供する展示をイメージさせます。
美術領域リレー個展 LU FEIYUE「繭期」
会 期| | 2023年7月4日[火]—7月8日[土] |
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時 間| | 11:00–19:00 |
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会 場| | 成安造形大学【キャンパスが美術館】
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主 催| | 成安造形大学美術領域 現代アートコース |
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