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  3. SEIAN ARTS ATTENTION Vol.2 堀尾 貞治「あたりまえのこと」

展示概要

1960年代より「具体」のメンバーとして活動を始めた堀尾 貞治は、パフォーマンスアートの先駆者として、現在も第一線で活躍しています。

堀尾の創作の中心は「あたりまえ」のものである「空気」の存在をいかに表現するか、という試みにあります。

身近なものにその日の色を塗り、毎日毎日何十年も塗り重ねていく絶え間ない行為もそのひとつ。

年間100本近く行う展覧会も彼の毎日の生活の延長線上にあります。

本展では、日々「あたりまえのこと」を営む堀尾のアトリエがギャラリー空間に出現します。

また会期中の毎週水曜日は、ワークショップを開催。

作家にならって、日常のものを使って日常ではできない「おもろいこと」をします。ぜひご参加ください。

(企画:総合領域教授 辻 喜代治)

出展作家

堀尾 貞治|Sadaharu Horio
1939 神戸市に生まれる
1966 具体美術協会の会員となる(1972年の具体美術協会 解散まで参加)
2001 神出鬼没(御殿山美術センター、大阪)
2002 あたりまえのこと連続38日間のパフォーマンス 堀尾貞治個展(芦屋市立美術博物館、兵庫)
2003 妙好人展100人完成記念2人展(芦屋市立美術博物館、兵庫)
2004 アートの祭り 空気美術館 in 兵庫運河(兵庫)
2005 横浜トリエンナーレ2005/堀尾貞治+現場芸術集団「空気」83日間連続のパフォーマンス(神奈川)
2006 マイ・ルール展(ボーダレス・アートミュージアムNO-MA、近江八幡、滋賀)
2007 呼応する精神展/篠原有司男、松谷武判、堀尾貞治 パフォーマンス(カールトン大学、オタワ、カナダ)
2008 第1回世界文化遺産 姫路城現代美術ビエンナーレ2008(イーグレひめじ、姫路市民ギャラリー、兵庫)
2009 In FiNitum(Palazzo Fortuny、ヴェネツィア、イタリア)
2010 第18回国際丹南アートフェスティバル オープンパフォーマンス、水ホース 放水絵画(越前市民ホール、福井)
2011 Atarimae-no-koto(Frankfurter Positionen、フランクフルト、ドイツ)
2012 アートピクニックVol.2 呼吸する美術(芦屋市立美術博物館、兵庫)

展示の様子

展示詳細

SEIAN ARTS ATTENTION Vol.2
「MAKING 連なる行為がつくること」
堀尾 貞治「あたりまえのこと」

会 期|2012年5月20日[日]—6月17日[日]12:00—18:00
会 場|成安造形大学【キャンパスが美術館】
  • 06ギャラリーアートサイト

特別講演会 堀尾貞治 「“スカ”みたいなこと」

日 時|2012年6月11日[月]10:40—12:00
会 場|本館棟021教室
受講料|無料(予約不要)
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