今春、附属近江学研究所主催「近江のかたちを 明日につなぐ-受継ぐかたち- 鮒寿しとその環境が教えてくれること」と題し、鮒寿し職人の左嵜 謙祐氏(魚治・湖里庵)を迎えて公開講座を行いました。講座内では実際に鮒寿しをさばいて、頭を右に向けて盛りつける魚治で代々伝わる作法で行われ、その一部始終を見ていた、西久松 吉雄氏(附属近江学研究所所長・美術領域教授)による、右向けに盛つけられた鮒寿しが描かれた作品を展示しています。
その他、2015年度に本学が滋賀県水産課から委託を受けて取組んだ、「ビワパールまるごとブランディング事業」にて開発された様々な作品や、海津の老舗料亭「湖里庵」で使用されている盛込み皿や酒器などをはじめとする、その後発展した商品の展示も行っています。