2013年9月28日[土]—10月14日[月]
12:00—18:00
10月6日[日]休館
ANIMAL=動物はこれまで数多く、美術やデザインのモチーフとして、描かれたり造られたりしてきました。
今回、集まった作家たちは、それぞれに違った技法で動物をモチーフとしていますが、その動物たちを真摯に観察し、理解し、具象として表現するところに共通点があります。
はしもとみおは哺乳類を中心とした脊椎動物をモチーフに、あたかも生きた動物がそこに存在するようかのような木彫作品を得意としています。
本多 絵美子も木彫ですが、哺乳類、爬虫類、両生類などの脊椎動物だけにとどまらず、虫までもその対象としており、実際のサイズとは異なったその動物作品群は展示された空間をも変容させます。
守亜 和由紀は両生類、爬虫類を中心に、粘土を使った造形作品を数多く制作しており、根付けや携帯用ストラップなどのグッズにも多くのファンがついています。
西澤 真樹子は大阪市立自然史博物館で標本制作の傍ら、自然科学系の書籍に多くのイラストレーションを提供しています。今回の展示では全作家の出展作のキャプションにイラストレーションと動物の解説を書いてもらい、実際に制作した剥製などの標本を展示してもらいます。私、小田は頭骨や液浸になった動物の遺体をモチーフしていますが、そこに「死」を感じるのではなく、強い生命感を表現したいと絵画作品を制作しています。
ANIMALを共通項に集まった5人の展覧会ですが、ご高覧いただければ幸いです。
*私たちヒトも動物ですが、この展示には登場しません。また架空のものや絶滅した古生物もその対象から外しました。
2013年8月 小田 隆(成安造形大学 イラストレーション領域准教授)
ANIMAL
会 期| | 2013年9月28日[土]—10月14日[月]12:00—18:00 |
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休館日| | 10月6日[日] |
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会 場| | 成安造形大学【キャンパスが美術館】
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主 催| | 成安造形大学 |
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