2018年2月10日[土]—3月3日[土]
12:00—18:00
日・月休館
日本学術振興会科学研究費助成事業(課題番号:16K02256)
【基盤研究(C)「アートがつくる新たな支援者関係、その実証的研究」】
(研究代表者:三脇康生)
セクション1:ギャラリーアートサイト(I棟1階)
成安造形大学×信楽青年寮 「みんなで歩く、 湖(うみ)、島、お寺」展 −日本遺産滋賀・びわ湖フィールドサーヴェイプロジェクト2017の試みより−
セクション2:ライトギャラリー(G棟1階)
信楽青年寮のこれまでの作品や取り組みを紹介する展示
成安造形大学は、2016年度に引き続き、2017年度も「日本遺産滋賀・びわ湖フィールドサーヴェイプロジェクト」を受託し、積極的に取り組みました。2017年度の取り組みの特徴は、科学研究費助成事業「アートがつくる新たな支援者関係、その実証的研究」研究会が、活動の基本的枠組みを企画したことにあります。成安造形大学教員や学生、及び協力アーティストが、福祉施設と連携して、日本遺産滋賀・びわ湖をモチーフとしてフィールドサーヴェイを行い、アートというジャンルを拡張しながら柔軟に使いこなすことによって、日本遺産滋賀・びわ湖の魅力を広く発信すると共に、人間環境の未来と表現の新たな可能性を実践的・実証的に模索しようとするものです。
具体的には、本企画に賛同いただいた甲賀市信楽町の福祉施設、社会福祉法人しがらき会信楽青年寮とタッグを組み、実施する運びとなりました。プロジェクト参加者(施設利用者7名、支援者10名、アーティスト3名、大学教員2名、学生8名)全員をクリエイターと位置づけ、フィールドサーヴェイから作品制作、情報発信までを「みんな」で相談しながら一歩一歩進めました。「わたしの日本遺産」をキーワードとして、琵琶湖に浮かぶ離島の沖島、湖に突き出た半島に位置する伊崎寺、町の中心的拠り所の三井寺などの日本遺産を訪ね、またさらには現代美術作品を鑑賞するなどの素晴らしい時間を「みんな」で共有することができました。そして、「みんな」でその経験と現場取材情報を元にした表現を試みたいと思います。そのプロセスの中で、柔らかく生産性に富んだ新たな集団的人間関係が見えてくるでしょうか?自然の全体像、生きることの全体像が浮かび上がるような瞬間が訪れるでしょうか?
この展覧会は、「日本遺産滋賀・びわ湖フィールドサーヴェイプロジェクト」の活動結果報告であると共に、科学研究費助成事業「アートがつくる新たな支援者関係、その実証的研究」研究会の研究プログラムの一部であります。また合わせまして、着実な芸術活動を継続している信楽青年寮のこれまでの作品や取り組みを紹介する展示も行います。
成安造形大学×信楽青年寮「みんなで歩く、湖(うみ)、島、お寺」 −日本遺産滋賀・びわ湖フィールドサーヴェイプロジェクト2017の試みより−
会 期| | 2018年2月10日[土]—3月3日[土]12:00—18:00 |
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休館日| | 日・月曜日 |
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会 場| | 成安造形大学【キャンパスが美術館】
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主 催| | 日本学術振興会科学研究費助成事業「アートがつくる新たな支援者関係 その実証的研究」研究会 成安造形大学 社会福祉法人しがらき会 信楽青年寮 |
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後 援| | 日本遺産「水の文化」ツーリズム推進協議会 |
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協 力| | 成安造形大学附属芸術文化研究所 成安造形大学地域連携推進センター 成安造形大学【キャンパスが美術館】 |
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